道化は踊る

万年筆に、インクに、紙に... 今日も元気に踊ってます。 みなさまも、ぜひご一緒にw

これでもいい?

3月に参加したワークショップで、手製本ノートの

表紙に貼ったペーストペーパー。

その表面保護のために、

 

  蜜蝋を使った靴クリーム

 

を使うという方法を教わりました♪

 

表面の保護のために蜜蝋を使うという話はよく聞くことで、

木材家具の仕上げに使ったり、

製本だと天金の上にうっすらあしらったりもしますよね。

 

ただ、蜜蝋そのものだと塗るのに適したやわらかさにする

...というか「その状態を維持する」のは、けっこう難易度

高めよねぇ、とずっと思っていたんです。

 

そこで、この話!

目から鱗でございました。

エマルション化されているので、

布に取るのもスムーズ♡

対象に塗り広げるのもスムーズ♡

乾いた後に磨き上げるのもスムーズ♡

なんか、すごくラクwww

 

ということで、いきなり書籍でお試しするのは

さすがに気がひけるので、

 

エブルでつくった紙(水彩絵の具使用)を貼り付けた

百均のリングファイル

 

で試してみました(^^)/

 

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写真が下手なので申し訳ないのですが、

真ん中の上あたり、光が反射してるの

わかります?

 

塗って、乾かして、磨いて。

塗って、乾かして、磨いて。

塗って、乾かして、磨いて。

 

3回やったら

いい感じに つやつや の仕上がり

になりました(^^)v

 

表紙よりも背の方が、よりきれいなんですが、

 

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この写真では...わかりませんよね、

とほほほ(^^;

 

まあ、ちょっとした水分なら弾いてくれるし、

汚れも拭き取りやすいので これはいい! かも。

 

あ、でも、ちょこっと気になっているのは

今回つかった靴クリームの主成分表示が、

 

  ロウ    ←「蜜蝋」ではなく、ただの「ロウ」

  油脂

  有機溶剤

 

ってこと。

書籍みたいに長期間の使用や保管を目的とした

ものではないから、これはこれでいいのかな。

ま、しばらく経過観察するといたしましょう♪

 

 

  あ、そうそう。

  なぜに白いテープが貼ってあるかというと...

    紙が足りなかったから

  なんです...orz

  背も白くした方がおさまりがいいでしょうけど

  背表紙にエブル見せたかったんですぅ♡