道化は踊る

万年筆に、インクに、紙に... 今日も元気に踊ってます。 みなさまも、ぜひご一緒にw

トルコの道具が届くまで

使っていないお道具をほうりこんでいる木箱から、

型取りゲージが出てきました。

 

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型取りゲージ

 

和風総本家で 真弧(まこ) を観たとき、

ぴん!と来たんです。

 

  これ マーブリングの櫛 になるんじゃない?

 

って(^^)

で、真弧を探していたときに見つけたのが、

この型取りゲージでした。

真弧は、その精度、その軽さなどなどを鑑みるに

リーズナブルなお値段なんでしょうが、

私の財布にはやさしくないお値段で...

  そもそもおもちゃではありませぬ(^^;

しかも竹にアクリル絵の具となると

お手入れたいへんそう...

その点、こちらはステンレス製。

とろとろの水溶液につけるのだから、

おまけに私が使っているのは

乾きの速いアクリル絵の具だから、

じゃぶじゃぶ洗えるステンレス製はありがたい♪

ってことで、即ゲットw

  実際は、ピンの押さえにフェルトみたいな布を

  使っているので丸ごとじゃぶじゃぶってわけには

  行かなかったんですけどね...(^^;

 

例えば、こんな風に使うんです(^^)/

 

ピン1本1本の外径は1ミリ。

2本おきなら、ずんちゃっちゃ。

ピン1ミリに、ピン間2ミリ、

ずんちゃちゃ、ずんちゃちゃ。

 

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ずんちゃっちゃ

 

ずんちゃっちゃだと、

こんな風に細かい模様もつくれちゃう。

     ↓ ↓ ↓ 

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けっこう細かい模様も

 

この細かさなら文庫本にだって、

もうちょっと小さい本にだって、

使えますぅ(^^)v

    ふつーのマーブル紙だって使えなくはないけど

    バランス悪い気がしてしまって...

 

ってわけで、エブルの本場トルコから

ちゃんとしたお道具が届くまで

とっても役に立ってくれていたのでした。

  上のサンプルつくるために久しぶりに使ったわ...

 

メリットは、

  どんな櫛間隔も設定しだいってこと。

    2本おき、5本おき、11本おき、23本おき...

    なんでもござれよんw

 

デメリットは、、、

  50cmクラスの大きなものがないってこと。

  設定するのにコツがいるってこと。

  お掃除がてまってこと。

そしてなにより、

  重い!!! ってこと...(^^;

 

 

ちなみに!

型取りゲージには プラスチック製のもの もあって、

こちらは のり染め(ペーストペーパー/クライスタパピエ) の

ツールにうってつけなの(^/)

12cmの方が扱いやすくってよ。

 

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プラ製もあります

 

 

追記(2019/06/21)

ステンレスの型取りゲージを使ってマーブリングを

してみようと思った奇特な方がいらっしゃるかも

しれないので...念のため。

 

素手でピンをいじったら、ちゃんと脱脂してくださいね!

 

金属の櫛や串に油分(脂分)が残っていると

道具を溶液につけたとき水面に広がって悪さをします。

その変化をたのしむ余裕があるならいいのですが、

出くわすとけっこうショックだったりします(^^;