道化は踊る

万年筆に、インクに、紙に... 今日も元気に踊ってます。 みなさまも、ぜひご一緒にw

塗る? 塗らない?

水の硬度で、麦茶の色や味が変わるって記事

 ↓ ↓ ↓

水出し飲料は水の違いで味が変わり、水質は水出し飲料で変わる(橋本淳司) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

を読んで、ずっと気になっているのに

調べず放置したままになっていることが

むらむらと首をもたげてしまいましたwww

 

マーブリングの際に、

 

  紙にミョウバンを塗るか塗らないかを決めるのは、

  水の硬度と関係あるんじゃないかしら!

 

ってこと。

どうして引っかかってるかというと...

 

どうやら

 

  エブルでは紙にミョウバンを塗らない

 

らしいんです。

私が習っている先生だけかと思いきや、

先日「トルコの至宝」展の関連イベントとして

催されたエブル実演でも、使っている紙は

 

  市販のコピー用紙をそのまま

 

というお話でしたので、トルコでは事前の処理が

必要という感覚はないのかもしれません。

もちろん「会場での実演では」というお話だったの

かもしれませんが...

 

それに、トルコのエブル道具の通販サイトでも

ミョウバンを扱っている形跡がありません。

欧米のサイトでは「その他」の筆頭に出てくるのに。

  alum(=ミョウバン)が A から始まってるからって

  話もありそうだけど(^^;

でもって、欧文のマーブリング関連本でも、

準備の項には必ず「紙にミョウバン液を塗布する」話が

あるんですよね。

 

トルコとヨーロッパで、

いったいどんなちがいが???

 

思い当たったのが 水の硬度 でした。

トルコもイスタンブールあたりでは 軟水 らしいし。

トルコ語ウィキペディアのebruの項目によると

昔は「雨水」を使っていたらしいから、

石灰土壌を通るうちに硬水化した水を使うのを

避けていたのかしらってことで。

 

まあ、サンプルが少なすぎて

一概には言えないのかもしれませんが、

調べてみる価値はありそうですよね。

 

できあがった紙に要求される摩擦耐性のちがい

からかな、とも思うのですが、

それだけとも思えなくて。

 

今度、うちの近所でも手に入るミネラルウォーターで

試してみようかしらん(^^)v

 

  コントレックス(硬度1468)

  エヴィアン(硬度304)

  ボルヴィック(硬度62)

  クリスタルガイザー(硬度38)

 

このあたりなら、ゲットできそう♪

ほ〜ほほほ、単に実験めいたことがしたいだけ(^/)

 

 

試しにググってみたら

イスタンブール100、パリ280、ローマ350、フィレンツェ140

なんて数値が。

100と140じゃ、あまりちがいなさそう...orz