道化は踊る

万年筆に、インクに、紙に... 今日も元気に踊ってます。 みなさまも、ぜひご一緒にw

よみがえれ! その5

干からびた Dr. Ph. マーチンのピグメント・インク の

再生作戦もいよいよ大詰め。

ラストの1本は...

 

  48K(14カラットゴールド)-液体分なし

 

でございます。

「液体分なし」ですよ...orz

でも、例のスティックで表面をつっついてみると、

まだ、やわらかい...! ってことは...

まだ、救いがありますv(^^)v

 

とりあえず、

つっつきまくって表面積を大きく大きく!

それから、ペインティング・メディウムを数滴投入して、

しばらく放置。

少しは表面になじんでくれますように。

さらに、数滴投入して、しばらく放置。

 

これを何度か繰り返してそこそこ液体分ができたら、

今度こそは

ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。

 

ついでに攪拌ボールも投入して、

ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。

 顔料にくっついて動かなくなったら、

しゃかしゃかして引き剥がし、

ぎりぎりのところを転がるように、

ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。

ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。

 

液体分が減ってきたら、また数滴投入して...

どろどろすぎるようなら、精製水を数滴投入して。

ほどよい具合になるように、ほどよい具合になるように。

 

底まで溶けたら、

キャップを開けて、スポイトで吸って出して。

精製水で濃度を調整して、

伸びや乾いたときのつやが新しいものとおなじに

なるように...

そんなこんなで

どうにかこうにか使えそうにはなりました

いぇ〜い v(^^)v

  かかった時間はおいといてw 

 

 

それにしても、

顔料分にスティックをつきさせるだけの湿り気が

残っていてよかったわ。

アクリル樹脂分が完全に硬化していたら、

溶剤に頼るしかありませんよね。

そうすると、溶剤で溶かして

顔料分だけ抽出して

新たに界面活性剤と練り合わせて

それから、アクリル樹脂分投入して

...なんて気が遠くなることをする羽目になっていたかも?!

まあ、それはそれで面白そうだけど、

コスパ悪すぎですよね...(^^;

  これって、素人レベルにおいては、日本画での

  金泥とかの処理と大して変わりがないような...