干からびた Dr. Ph. マーチンのピグメント・インク の
再生作戦もいよいよ大詰め。
ラストの1本は...
48K(14カラットゴールド)-液体分なし
でございます。
「液体分なし」ですよ...orz
でも、例のスティックで表面をつっついてみると、
まだ、やわらかい...! ってことは...
まだ、救いがありますv(^^)v
とりあえず、
つっつきまくって表面積を大きく大きく!
それから、ペインティング・メディウムを数滴投入して、
しばらく放置。
少しは表面になじんでくれますように。
さらに、数滴投入して、しばらく放置。
これを何度か繰り返してそこそこ液体分ができたら、
今度こそは
ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。
ついでに攪拌ボールも投入して、
ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。
顔料にくっついて動かなくなったら、
しゃかしゃかして引き剥がし、
ぎりぎりのところを転がるように、
ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。
ご〜ろごろ、ご〜ろごろ。
液体分が減ってきたら、また数滴投入して...
どろどろすぎるようなら、精製水を数滴投入して。
ほどよい具合になるように、ほどよい具合になるように。
底まで溶けたら、
キャップを開けて、スポイトで吸って出して。
精製水で濃度を調整して、
伸びや乾いたときのつやが新しいものとおなじに
なるように...
そんなこんなで
どうにかこうにか使えそうにはなりました
いぇ〜い v(^^)v
かかった時間はおいといてw
それにしても、
顔料分にスティックをつきさせるだけの湿り気が
残っていてよかったわ。
アクリル樹脂分が完全に硬化していたら、
溶剤に頼るしかありませんよね。
そうすると、溶剤で溶かして
顔料分だけ抽出して
新たに界面活性剤と練り合わせて
それから、アクリル樹脂分投入して
...なんて気が遠くなることをする羽目になっていたかも?!
まあ、それはそれで面白そうだけど、
コスパ悪すぎですよね...(^^;
これって、素人レベルにおいては、日本画での
金泥とかの処理と大して変わりがないような...